はじめに・・・理学療法士とは？？《過去の記事より》

そういえば、私の勉強している理学療法士（ＰＴ）について

ほとんど書いていなかったと思うので

今日はＰＴとはどんなものなのかを書いてみようと思います☆

『理学療法士（Physical therapist　通称ＰＴ）とは、

身体に障害のある者、また、障害の発生が予測される者に対し、

その基本的動作能力の回復や心身の機能の維持・向上を図るため、

治療体操その他の運動を行わせ、

電気刺激、光線、徒手的操作（マッサージ他）、温熱水治その他の物理的手段

を加えることを業務とし、

もって保健・医療・福祉の普及及び向上に寄与することを目的をする』

（日本理学療法士協会*理学療法士業務指針より）

といったリハビリの専門職です。

理学療法士の養成校で学んだ後、国家試験を合格すると国家資格がもらえ、

理学療法士と名乗ることが出来るようになります。

(裏を返せば、養成校を卒業しても、

国試が不合格となればＰＴにはなれないのです。ただの人なのです　・・；)

これじゃ、ちょっと分かりにくいよ！と思う方は

骨折したときや脳卒中の後遺症（片マヒなど）に対して、

病院で関節の曲げ伸ばしや歩行訓練を行っている

リハビリの先生をイメージしていただければ

分かりやすいかもしれません(^^)

具体的にはどんなことをしているかは、

次回詳しく書いていこうと思います☆

ＰＴは個人で行うものではなく、

作業療法士（ＯＴ）や医者、看護師、言語聴覚士、義肢装具士、リハビリ助手、医療ソーシャルワーカー、など

他の職種とチームを組んで協力しながら、みんなで患者様のゴール（目標）に向かうためアプローチを行います。

どんなところで活躍してるのかというと、

多くが病院などの医療施設で、

続いて障害者福祉施設や介護保険制度に伴う高齢者福祉施設など

が主となります。

とくに、少子・高齢化が進む中、介護保険が改訂され

通所リハ、高齢者介護施設、また介護予防事業などの

高齢者における分野でのＰＴのさらなる活躍が注目されています。

人気のあるものとして、プロスポーツ選手のトレーナーなど、スポーツの分野で活躍するＰＴがよく挙げられますが、

実際にプロの場で活躍してＰＴはごくわずかで、非常に狭き門です。

また、卒業してすぐにスポーツ分野専門のＰＴになれるのではなく、

病院などに就職する傍ら、休みなどに地域や学校などのスポーツチームのトレーナーとしてやっている方が多いようです。

スポーツ分野では、競技特性などさらに深い知識と長年の経験が必要とされるようです。

そしてもうひとつ、教育の現場で活躍するＰＴもいます。

これは養成校の教員や病院実習のバイザーなどで、

理学療法士は自分たちの後輩を教育することになります。

中には、大学などでの研究機関で研究しているＰＴもおり、医学的根拠のある治療などを追求しています。

以上がＰＴについての簡単な説明ですo(^-^)o

もし内容に間違い、不足な点がありましたら、

勉強になりますので、ご指摘していただければ幸いです☆

※旧ブログ、4月6日の記事を4月14日に一部修正し、記載※

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